長文編

文法編の学習が終われば

文法・構文・単語がだいたい頭に入っています。

そこで偏差値60を超えるために長文にはいっていきましょう。

長文の学習に適しているのが速読英単語・必修編(増進会)

受験英語は、一にも二にも長文速読能力に尽きます。

つまり、英語長文をスピーディーに読み、
かつ正確に理解する能力が必要とされるのです。


読むための基本英単語と基本構文、文法を身につけていれば、

初歩的な英文を毎日読む訓練を始めることが出来ます。

まずは「速読のセンス」を身につけることから始めるべきです。  

その際に大切なことは、

最初はまず訳文を読んでから英文を読むことであります。

最初から自分で訳してはダメです。

意味のとり方がわからない状態では、最初から訳そうとしても無駄です。

いちいち辞書をひいて逐語訳しながら英文を読んでいるようでは、

いつまで経っても「速読のセンス」は身につきません。  

基本的な「速読のセンス」が多少身についてくれば、
訳文を読まずに英文を速読する訓練をします。

なおその際にも訳文は横に置いて、分からない文章については、
すぐに訳文に目を通すことです。

要は、これまでのスローテンポの読み方の習慣を捨て、
スピーディーに英文を読む習慣へと変えてゆくことが重要なのです。


英語学習において最も必要なことは、耳と口を使って英語という言語を頭脳に染み込ませることです。
 
そもそも言語とは「音」であるため、音読とヒアリングは言語そのものの学習になるわけです。

要は、「繰り返し聴き、繰り返し読む」ことがポイントです。

 この場合のテキストとして有効なのが、『速読英単語』(増進会)です。

これには対応するCDもあります。

そして各文章は、いずれも具体的で論理的な内容の長文であるため、

これを何度も繰り返し音読し、CDを聴くことによって、記憶の定着を図ります。

なおこれらを行うに当たって重要なのは、日本語の支援を受けながらやるということです。

方法としては、まず日本語で書かれた訳文を読み、内容全体を把握した上で、英語に取り組むのです。

 そして、『速読英単語』の文章(=1ページ分が1つの文章で構成されている)を、

何度も繰り返し声に出して読み、繰り返し耳で聴いているうちに、

単語などを記憶してしまいます。


こちらに掲載されている30文あたりまで行けば次の参考書を使って下さい。

『英語長文読解の王道1』(パラグラフリーディング)(河合出版)

こちらの本で論理力を養って下さい。

これを2回頭からまわしてください。きっと国語力も向上します。

これをマスターできれば速読英単語を頭から読み直して見て下さい。

きっと全然読み方が違うのでびっくりします。

ここまでくれば確実に偏差値60-65あたりだと思います。

あとは語彙力を上げるのみ。

速単に掲載されている文を読みながら単語をどんどん暗記していってください。